研究って?(朝67)
- カテゴリ:日記
- 2010/01/26 08:23:20
昨日書いた電子・正孔はまとめてキャリアと呼ばれます.
これはキャリーバックのキャリーと同じで,
ものを運ぶ,という意味です.
つまり,電気を運ぶものがキャリア,ということになります.
半導体の中には,電子と正孔がある割合で含まれるのですが,
たくさん入っている方を多数キャリア,
少ない方を少数キャリアと呼びます.
つまり,
n型半導体は電子をたくさんもっている=電子が多数キャリア
p型半導体は正孔をたくさんもっている=正孔が多数キャリア
というわけです.
ただの言葉の問題ですが,
頻繁に使ってしまう用語なので補足しておきました.
さてさて,p型半導体とn型半導体の組み合わせの話ですが,
もっとも簡単なのはpとnをくっつけてやることでしょう.
いわゆるpn接合というやつで,
半導体工学分野の超基礎です.
p型半導体とn型半導体をひっつけてやると,
ダイオード,という素子を作ることが出来ます.
発光ダイオードなんかがメジャーなので,
どこかで聞いたことがあるとは思います.
光るお話はやや難しいのですが,
ダイオードの基本は,
電流の流れられる方向が決まっている
ということです.
明日はなんで方向が決まるのか,という話にしようと思います.
発光ダイオードに置き換わっていくと思います.
家電の仕組みなんかも説明できれば面白いんですが.
知識不足でそこまではできそうにないです.
じゃあコンセントにつなげる家電製品は?
あっ明日ですね・・・(ΦωΦ;)