ベトナムの競馬場でワタシが見たものとは！？
それはポニーによる子供競馬でした、マージーでー！？

と言う訳でフートゥ競馬場に着いた。

⑦チップ：5000ドン（27円くらい）

結構良い運ちゃんだったので、お釣りの5000ドンも使いにくい紙幣なので、そのまま渡した。

⑧入場料：10000ドン

まぁ、とにかく何が一番驚いたかって、子供がジョッキーで馬がポニーやったってこと。かなり驚いた。斤量（公平なレースのために騎手が自分の体重と重し付けた重量）も31kg～40kgくらいまで（大人競馬で普通50kg～58kg）、馬も2歳～8歳馬が混走してたりなんかする。
ワタシが見に行った5R～10R（最終）で6Rは2歳（人間で小学生くらい）の31kgの騎手が3歳（人間で高校生くらい）の36kgを外から一気差し決めてた。
　
さておき競馬場に何とか到着したものの、出馬表が売り切れてない。これがないと馬もへったくれもない。
ぶらぶら散策してると落ちてる出馬表（競馬新聞なんてありません、皆同じの持ってます）を手に入れて、どうやって馬券買うかとか見てた。
ふむふむ、馬券の種類はどうやら単勝と馬連と3連単と4連単？ そんなのみたい。
マークカードはなくて直接お金渡して馬券の種類と金額を言う、昔の日本の競馬と一緒。
だけどワタシがベトナム語を喋れる訳じゃないので、これは紙に書いて…だな。
最低10000ドン（53円）から購入するみたい。
ハッキリ言ってパドックで馬見たがさっぱり分かりません、もちろん出馬表も読めんし。

⑨ミネラルウォーター：5000ドン×2

喉も渇くって。

そうこうしてたらあっちゅう間にぴーかんの空が真っ黒けになって大雨に雷、流石雨期だよ。ウキウキどころかブルーじゃ。

7Rで初参加した。3連単を1点買いしてみたが、逃げ馬を想定して（馬場がぐちゃぐちゃになったから）、毛ヅヤの良かった馬と大人びた騎手（3年生くらい？）を買ってみたが、1着に据えた馬が5着でした。
ま、当たる訳ないか。

いやいや、10000ドンと言えどもお金はお金、8・9Rは「見」（ケン＝見ること）して最終Rはちょっと考えてみた。
ワタシが何とか分かったのは近4走の持ち時計が出馬表に載ってたってこと。
最終は1100mのダートなので、持ち時計の速い馬を1-2着にして3着にも時計のある馬を買ってみた。
まー、これがターフビジョンがある訳でもなく、帽子の色も分からんので、ゴール前になるまでは分かりにくいのだが、どうやら1-2着に据えた馬2頭が来てる、よっしゃ、3着は！？ ここで初めて絶叫、3着に固定した馬が差しに来てたんで。
しかし差し届かず5着、はう～～～、子供競馬でも興奮したぞ。

ま、3連単を2点買いで当てようってのが甘いわな。100点買っても当たらんこと多いのに。
ちなみに4連単（5連単かなんかもあったんかなぁ？？？）以上は当たりなしになってました、そりゃそーだろ。
しかし社会主義国で国営ギャンブル、新鮮やったなー。

⑩馬券：0勝2敗▲30000ドン　　　ぶはは！

それにしても当たったら当たったで払い戻しどうするかで悩んでたことから、当たってみるのも良い経験だったように思う。

しかし笑ったのがタバコのばら売り。
1本から売ってくれるんだよ、ワタシは吸わないから味も値段も分からんかったけどねー。

降り続く雨の中、サイゴンバスターミナルへ戻る、そう帰りの時間が近づいてきたのであった。

もちろん続く。