Nicotto Town



研究って?(朝66)

電気を流すために頑張る話.


電子が動けば電流が流れるという話をしました.
ひとつの方法として,温めてやる,という手があります.
実際,半導体を温めてやると,
熱で元気になった電子が動いて電流が流れます.
ただし,熱というのはコントロールしにくいですし,
もともと数少ない電子を使うので,
あまり効率がよいとは言えません.
むしろ,電子部品などが熱に弱い原因になったりもします.

そこで,電子の数を変えてやろうという
アイディアに行き着くわけです.
専門用語では,ドーピングといいます.
やや不穏な響きがしますよねw
意味としては,
ちょこっと混ぜものをしてやる
という事になります.

つまり,電子を出してくれるものを半導体に入れるわけです.
逆に,電子を吸いとってくれるものを混ぜることもあります.
電子が吸い取られる,というと
なくなってしまうのでは,と思ってしまいますが,
電子の抜け殻も電子と同じようにはたらくので,
電気を流してやることに関しては同じことなのです.

やや想像しにくいかもしれませんが,
前者はマイナス,後者はプラスと考えればそれで良いと思います.

専門用語では,
何も混ぜモノをしてない半導体を真性半導体,
電子の多い半導体をn型半導体,
抜け殻(ホールとか正孔とか言います)が多いものをp型半導体
といいます.


電子部品の中では,
これらの組み合わせが使われています.
どんどんマニアックな方向に来ているので,
次回はそういった例を挙げられればと思います.

アバター
2010/01/25 23:50
> ゆきみん さん
今朝はやや調子に乗りすぎたようですw
静電気もいいところをつきますね.
昔と違って今は丈夫に作ってるそうですが.

> ホット ラテ☆ さん
半導体っていろいろ種類があるんだな~と思ってもらえれば.
明日以降はもちょっとイメージしやすい話にしたいと思います.

> 大黒 さん
そもそもの役割が違ってくるので
どちらが良いとは言い切れないのです.
組み合わせるところに真骨頂があったりします.
アバター
2010/01/25 23:16
なるほど、少し理解できたような、できないような、ではその差異による利点やリスクはどうなんですか
同じでコストが下がるならp型の方が良いのですか?
アバター
2010/01/25 15:07
う~ん
むずい・・・
アバター
2010/01/25 09:48
はい マニアックすぎてさっぱりわかりませんが (*_*;
半導体は自分の仕事場でもよく聞きますが 詳しいことは知りませんねぇ  アハハw
電子部品の検査とかしてるんだけど 静電気 温度設定 などは厳しくチェックしてますよw



Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.