8月29日の最終日のクソ暑い中、昼ご飯食べたものの、あまりの暑さに中心部にある「カフェ・セントラル」で35000ドン（180円くらい）のベトナム甘々アイスミルクコーヒーをエアコンがガンガン効いた店内でちみちみ飲んでて出るに出られず1時間過ごした後の話。

っていつの話やっとんねーん！！！
11月7日から3ヶ月ぶりの連載再開です。

ええ加減、自分の持ち時間がないので（飛行機は深夜なんだけど）意を決して統一会堂まで30分かけて歩いていく。
足元はもちろんビーサンだ。白のリーボックはリュックの中、重い重い。

①統一会堂：15000ドン（80円くらい）

その統一会堂とはなんぞやと言うとベトナム戦争終結まではベトナム共和国の宮殿であったのだ、外観はウルトラマンに出てくる科学特捜隊本部みたいな感じ。
1975年に北ベトナム軍の戦車が突入したことで首都サイゴンは陥落した訳。なので敷地内には戦車が置かれてある。

宮殿と言われただけあって、見た目は科特隊でも中身は豪華なのだ。
ベトナムらしいというのかどうか分からんが、ここの魅力？ は地下にある。
そう、有事の時のために、地下が迷路のようになってて、分からん者が入ったら簡単には抜け出れないようになってる。地下の施設の充実ぶりにも要注目だな。
ここは観光地なだけあって、中のおねいさんはアオザイを着てた、今は本当に見ないんだよねー。

1時間ほど見て歩いて、これでワタシのホーチミンでの観光は終わった。
いよいよ待ちに待ったあそこへ行く時が来た、これだけは下調べしてたんだよなー、土・日開催だって（この日は土曜日）。

ワタシが今回ここだけは行きたいとめっこ付けてた場所、それは…ベトナム競馬場！！！
しかし、中心地からかなり離れてるので、14時くらいからクソ暑いどっぴーかんの中30分かけて歩いてサイゴンバスターミナルまで行って競馬場行きのバスを探して…なんて絶対無理。
なので、今までさんざん無視しまくってきたバイクタクシーの誘いに乗った。

ここで執拗な価格交渉が行われて、断っては付いてきて、提示しては物別れに終わり、だったが、もうそれこそ時間がないので相場としては高いかもしれんが、その小汚ねぇスーパーカブの後部座席に乗った。

②バイクタクシー：35000ドン（上のアイスコーヒーと同じ値段だからえっか、ちなみにバスは2000ドンだから10円なんだけどね）

さー、あの猛烈なバイクと車の波をどうかき分けていくのかと興味半分、ビビり半分で乗ったが、そりゃ確かに怖いけど、路上には路上のマナーがちゃんとあるもんで、無秩序に思えてたその走りもちゃんとそれなりに規則に従って走ってる。無いと思ってた信号もちょくちょくあって、流れに乗ってる分にはそんなに危険な乗り物であるとは感じなかった。でも自分で乗るのは絶対無理だけどね。
運転中、盛んに野村宏伸をちっちゃくしてメチャクチャ貧相にしたみたいな運ちゃんは（野村さんにも運ちゃんにも失礼な発言があったことをここでお詫びしておきます）、盛んに「オレのバイクはスーパーカブだ！」と自慢してたのがワタシのナショナリズムを刺激し、日本人であることを感じさせる瞬間であった。

そして走ること15分、無事到着したフートゥ競馬場でワタシが見たものとは…。

もちろん続きます、うっせい、文句言うな！！！