食べたいものは
- カテゴリ:グルメ
- 2010/01/20 22:38:17
鍋。
いや、ステンレスだの土ものだのをガジガジやりたいわけじゃなく。
冬の醍醐味、鍋料理を。
ただ、人数揃わずってのは淋しいし、換気が悪いと湯気(食材の香りつきw)が家にこもる。
電磁調理器とやや大きめのステンレスの普通の鍋で開催、ってことになるので、微妙にやりづらい、ってのもある。
条件的に、なかなか難しかったりする。
この間、タンダの山菜鍋を作ったし、交流先の方がレシピを紹介して下さってた扁炉鍋もやってみた。
美味しかったっす。
鍋、と言っていいのかわからないけど、地方差が大きいらしく、実家のやり方を驚かれるのが「すき焼き」。
関西ではよくあるやり方なんだけど、割り下を使わない。
代わりに砂糖壺と醤油差しがドーンと出てくる。
肉や他食材を鍋でジュウジュウやってるときに、上に直接砂糖を入れ、しばらく後に醤油を投入する。
配分は、各家の鍋奉行に当たる人が担当するw
祖父母の家でやると、碁石の入れ物のような形のアルマイトの砂糖壺が食卓上に乗っかってたな~、と思い出したり。
実家でやるたび、父が
「世間では割り下というものが……」と言って、
「よそはよそ、家は家」
と皆に反論され、鍋に砂糖をブンまいていた。
趣味の仲間(住んでる地域はバラバラ、ちょっとオフ会みたいな感じか)で旅行したとき、夕飯がこの関西風すき焼きだった。
? マークを飛ばす関東勢に、宿の女将さんが慣れた様子で説明していた。
そうか、やっぱり地方のやり方なんだ……と実感した。
当たり前だと思っていたのが、実は案外珍しかったこと、ありませんか?
寒さ厳しく体力消耗する土地で、甘さのカロリーが「お疲れさん」と気持ちと体においしい、なんてところが始まりでしょうか?
なんて、昔寒くて疲れ果てた折ぜんざいで涙が出そうになったのを思い出して、妄想たくましくしてしまいました。
ぢょほほんさん
はい、家にもよるでしょうが味が濃い場合が多いです。
(ただ基本野菜の水分だけなのですが、煮詰まってきたら酒やどうしようもなければ水を少量いれることもあります)
なもので、家族の年齢が上がってくるとめっきりやらなくなってしまいました。
ぼーるがーどさん
正直、関東のお宅で御馳走になったお雑煮の方が好みだったりします。
お餅、トロトロならいいんですけど、ドロドロの方が近いんで。
よそはよそ、家は家で、お餅、焼かせてくれないんですよ〜(泣)
関東は醤油ベースの澄まし汁に、四角い焼餅
しかも最後に投入
関西の甘い(!)白味噌で丸餅を煮るのとは大きく違います
トロトロの餅を西京味噌で味わうのもいいですが、おこげのパリパリ感と焼餅のモチモチ感を一緒に味わえて、香ばしい香りも楽しめる関東雑煮も悪くないと思いますよ^^
こういう日記を読むと、いろんな土地のいろんな料理が読めてとても楽しいです。
下記のRyouちゃんさんの北海道のお話もとても面白いです。
私は北海道は行ったことがないので、驚きです。
はてさて、関西風のすき焼き、砂糖としょうゆだけなのですか??
味が濃すぎる様な気がしますが、そこら辺はどうなんでしょう?
うーん?
赤飯が食紅でピンクに着色されており、
その上、小豆ではなく甘納豆が炊き込まれている
事でしょうか。
その他、茶碗蒸しに銀杏ではなく栗甘露煮が入っていたりします。