いのちの食べ方
- カテゴリ:映画
- 2010/01/18 12:30:30
ドイツのドキュメンタリー映画でした。。
淡々とナレーションも無く、、現場、、おそらくドイツ、ポーランドなどの、
食肉工場ともいうべき、、
養鶏場、養豚場、乳牛、畑、、屠殺場、魚加工工場、そこで働く方々の仕事風景、、、
すべてが、大規模で、オートマチック。。。
かなりびっくりしました。。。
巨大なビニールハウス。。。後楽園ドーム何個分???
ナウシカのオームみたいな巨大な農耕機。。。
すべてが、システィマティックで、、工場みたい。。。
わりと若い監督さんでしたが、、
一時期、ありあまる生産でできた食肉を市場操作で、廃棄していたことなどに、
疑問を感じて、製作されたようです。。
肉牛の生産=人工的な交尾。。。
♀牛の前で、いざってところで、精子だけ機械で吸い取ってしまう。。。
ぐるぐる回る生産ラインの中で、搾乳される♀牛。。。
授乳している母豚。。。すべてが、機械的で、、、
びっくりです。。
巨大な掃除機で吸い取られて行く鱒。。ひよこ。。。
もはや、生き物として扱われていないような感覚は、、、
すごいなと、、、思いました。。。
人間みな他の生き物の、命を頂いて生きている訳ですが、、、
そこに、その命に対する尊敬とか感謝とか、、そういう感覚はやはり東洋的なものなのかと、、、思い知らされる様な、、、感じをうけました。。。
私は物心ついた時から、お肉が嫌いで、、、親を困らせていましたが、、
やはり幼心に、、これがあの牛さんや豚さんなのだ、、人間もきっとこんなお肉の塊なのだ、、と思ったらとても食べれなくて。。。。
魚も丸ごとの焼き魚とかだめでした。。。
牛乳もチーズも嫌いでした。。。
なので小学校の給食は、、辛かったです。。。
いつも残して、、、食べ終わるまで残された事もあります。。。
お酒を飲む様になって、何でも食べるようになりましたけど、、
あは。。。今では鹿も食べる。。。(^^)
それでも、食べるときに、お命頂戴いたします。。。ごめんなすって。。。
ありがとさんにござんす。。。貴方の分まで、がんばって生きます。。
という気持ちです。。
震災がくれば、水も食料も、へたすればこの自分の命も、、無くなってしまうかもしれません。。
日々の、感謝を忘れない様に、、したいなと、、思いました。。
食育などと、いっているけど、、こういう根本的なところから、まだ幼いうちに、
受け止めて大人になって欲しいなと思いました。。
息子は、、おれ、こういうの視たく無いなぁ〜とつぶやいていましたけど。。。
自分でさばけない物は、、食べちゃいかん。。。。って事かな〜。。。
ある意味、、鹿をさばいてみんなに振る舞ってくれた方を尊敬しました。。
(鹿については、、、以前のブログに、、ともかく美味しかった、、興味のある方はど〜ぞ。。)
それでは、きょうも、いただきます。。。合掌。。。
解体処理のオートメーションなところなど、、、
かなりショッキングな映像もありました。。
ショッキングは番組でしょうが、それが現実。
みんな人間の食糧になる為に生まれてきてしまった・・・
いろんな事を考えると、ただただ心が締め付けられる思いがします。
彼らの尊い命をムダにしたくないので、せめて残さず、キレイに頂くようにしています。
だから、大食い競争とか、そんなバカな番組
それに食べ放題の店・・・なくなって欲しいと思います。
でも、捕鯨問題。。。
グリンピースジャパンのHPにいくと、いろいろ書いてありますよねっ。。
代表は、星川 淳さん だったかな?
反捕鯨国に共通するのが畜産産業、環境から離れて不健全ですが、政治的にプラスなんですよね。